女性の可愛らしい先生が黒板にユックリと、うねったものを描き
「これ、何だか分かりますか?」
と聞いてきた。
私は何となくアレだろうなとは思ったが
その弱弱しくも非対称に歪んで描かれた絵を見て
もしかしたら違うかもしれない、という思いと
ちょっとした意地悪心で
「わかりません」と答えた。
先生「えと・・無限大です」
やはりそれは無限大マークだった。
無限大マークをこんなに手こずるなんて・・・可愛い。
私はどうやら、文字もそうなのだが
「真剣に頑張って描いた(書いた)けど、下手」というものが
大好きらしい。
決して馬鹿にしてるんじゃなくて、
どうにも愛くるしさと笑いがこみ上げてくる。
そんなちょっとした幸せな瞬間を今日は人知れず味わった。
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