3月11日(金)
15時前、縦揺れの大地震。
これはいつもと違うと救命袋からヘルメットを取り出し
いち早く被る。
12Fの窓からは遠くの高層ビルの上にあるクレーンが大きく揺れているのが見えて怖かった。
15時前、縦揺れの大地震。
これはいつもと違うと救命袋からヘルメットを取り出し
いち早く被る。
12Fの窓からは遠くの高層ビルの上にあるクレーンが大きく揺れているのが見えて怖かった。
何度も起こる余震と、設置されたTVから見える地獄図に気も漫ろ。
電話もメールもつながらない。
(隣の女性は全く動じず、いつも通りの業務をこなしていた。
ここに泊まるとなるとお化粧が・・・とか、お腹が空いたと早速缶詰を空けたり、
帰宅許可が出た時まっさきに帰ったりとマイペース。
なんだか滑稽に見えた。)
私はgoogle mapで調べたところ、
歩いたら2時間ちょいで家まで帰れるらしいが
余震が続いていたのとビルの中の方が安全だと思いしばし待機。
ついにカンパンの缶を開ける時が来たかと思ったとき
会社でカップラーメンが配られた。
会社を出る21時までずっとヘルメットをかぶっていたら
話した事のない女性に「ずっとかぶられてますね」と話しかけられた。
ヘルメットを持ち退社。(さすがに被らず。でも袋にいれればよかった)
半蔵門線は意外と空いており問題なく押上まで。そこからは歩き。
外に出てすぐ、持っていると邪魔なのでヘルメットを被りながら歩いた。
道路脇を歩くと、いつもはあまり感じないが
看板が突き出ているのが気になり、
あれが頭に落ちてきたら・・・と想像してしまい
ヘルメット持って来てよかったなと思った。
歩いたら暑くなるかと思ったらならない程度の寒さ。
カバンの中に入っていた、
バキバキに折れたメザシチョコが美味しく感じた。
23時過ぎに家に到着。
家も家族も犬達も問題なくほっとした。
自分の部屋はと言えば、
半分壊れかけのテレビがひっくり返って落ちていたのと
懐かしのCDやビデオが飛び出てきていた。
--
地震が発生した後、チャットやメールで心配してくれた友人に感謝。
12日(土),13日(日)
両日予定が入っていたが、
電車が不定期なのと余震が心配なので中止。
それよりも気持ちが落ち着かない。遊ぶテンションが出ない。
なので余震に備えてずっと部屋の大掃除をしていた。
途中出てきた中学時代のバカぽいメモにイラっとしたり(捨てた)、
貴重な手紙が出てきて涙したり、と大人しく過ごす。
土曜日、「酒入りチョコレートボンボンで酔えるのか」DPZ
に掲載
http://portal.nifty.com/2011/03/12/a/
日曜の夜にスーパーに行ってみたら
確かにパンやインスタントラーメン、牛乳なんかは売り切れていたが
他はまあまあ普通に売っていたし、長蛇の列というほどでもなく買えた。
14日(月)
掃除で出たゴミを出しに行ったら
他の家でも同じ事を考えたか、ものが壊れたりしたのだろう、
全体的にいつもよりゴミが多かった。
会社に行こうとしたが電車に乗れない。
そして11時から17時まで運休。
会社に電話をしてみると緊急の件がきたら呼ぶ、
それまで自宅待機と言われたので
この日も大人しく過ごす。
雪の不安な秋冬の間、千葉の親戚の所にいる祖母から電話。
新潟の家の中が崩壊しているという連絡がきたとのこと。
鍵がかかっている状態でドアが倒れているらしいから
悲惨な事になっていそうで、
泥棒や、雪による色々な傷みが心配だ。
週末に見に行きたいというので、もし可能ならついていこうと思う。
--
副業で頼まれていた方の仕事が中止。
まあそうでしょうね。
15日(火)
会社の知り合いから電話があり、
今日も無理して行かなくていいらしいと連絡がきた。
しかし一応向かってみようと、
少し早めに家を出たが電車の中の人があふれかえっていた。
当分乗れないなと一旦家に帰ろうとした時
苦しそうにうずくまる女性を発見。
とりあえず声をかけ、得意の1段飛ばしで階段を駆け下り
駅員に報告。
若くてオドオドした駅員さんと、50代の駅員さんがかけつけた。
私は最初貧血かと思ったが、紙袋を欲しがったので
過呼吸だと分かった。
しかし急いで取りに行った若い駅員が持ってきたのはビニール袋(特大)。
先輩駅員はそれじゃない、と言ってまた紙袋を取りに走る。
「これじゃなかったかー、どうしたらいいんだ」と
頼りない若駅員。
私も次にどうしたらいいのか分からず
苦しそうな彼女に聞こうとした時、
綺麗な女性がさっと現れて「ビニールでも大丈夫」といって
若駅員からビニールを取り苦しそうな彼女の鼻と口を覆った。
一気にラクそうな表情になっていく彼女。
カバンに入っていた薬を飲み、駅員2人に捕まって駅長室へ。
初めて過呼吸の症状を目の当たりにした。
一応ホームまで行って良かったと思い、
あの助けてくれた女性がかっこよくて
自分も多少の知識があればなと思いながらドキドキして家に戻る。
しばし経ち、会社に連絡してみると
今日は緊急の仕事があるので来てほしいと言われ
時間を置いて出社。
会社に来てみると電気が1/2~1/3程度に節電されていた。
出社状況は2/3程度。
電話もメールもつながらない。
(隣の女性は全く動じず、いつも通りの業務をこなしていた。
ここに泊まるとなるとお化粧が・・・とか、お腹が空いたと早速缶詰を空けたり、
帰宅許可が出た時まっさきに帰ったりとマイペース。
なんだか滑稽に見えた。)
私はgoogle mapで調べたところ、
歩いたら2時間ちょいで家まで帰れるらしいが
余震が続いていたのとビルの中の方が安全だと思いしばし待機。
ついにカンパンの缶を開ける時が来たかと思ったとき
会社でカップラーメンが配られた。
会社を出る21時までずっとヘルメットをかぶっていたら
話した事のない女性に「ずっとかぶられてますね」と話しかけられた。
ヘルメットを持ち退社。(さすがに被らず。でも袋にいれればよかった)
半蔵門線は意外と空いており問題なく押上まで。そこからは歩き。
外に出てすぐ、持っていると邪魔なのでヘルメットを被りながら歩いた。
道路脇を歩くと、いつもはあまり感じないが
看板が突き出ているのが気になり、
あれが頭に落ちてきたら・・・と想像してしまい
ヘルメット持って来てよかったなと思った。
歩いたら暑くなるかと思ったらならない程度の寒さ。
カバンの中に入っていた、
バキバキに折れたメザシチョコが美味しく感じた。
23時過ぎに家に到着。
家も家族も犬達も問題なくほっとした。
自分の部屋はと言えば、
半分壊れかけのテレビがひっくり返って落ちていたのと
懐かしのCDやビデオが飛び出てきていた。
--
地震が発生した後、チャットやメールで心配してくれた友人に感謝。
12日(土),13日(日)
両日予定が入っていたが、
電車が不定期なのと余震が心配なので中止。
それよりも気持ちが落ち着かない。遊ぶテンションが出ない。
なので余震に備えてずっと部屋の大掃除をしていた。
途中出てきた中学時代のバカぽいメモにイラっとしたり(捨てた)、
貴重な手紙が出てきて涙したり、と大人しく過ごす。
土曜日、「酒入りチョコレートボンボンで酔えるのか」DPZ
に掲載
http://portal.nifty.com/2011/03/12/a/
日曜の夜にスーパーに行ってみたら
確かにパンやインスタントラーメン、牛乳なんかは売り切れていたが
他はまあまあ普通に売っていたし、長蛇の列というほどでもなく買えた。
14日(月)
掃除で出たゴミを出しに行ったら
他の家でも同じ事を考えたか、ものが壊れたりしたのだろう、
全体的にいつもよりゴミが多かった。
会社に行こうとしたが電車に乗れない。
そして11時から17時まで運休。
会社に電話をしてみると緊急の件がきたら呼ぶ、
それまで自宅待機と言われたので
この日も大人しく過ごす。
雪の不安な秋冬の間、千葉の親戚の所にいる祖母から電話。
新潟の家の中が崩壊しているという連絡がきたとのこと。
鍵がかかっている状態でドアが倒れているらしいから
悲惨な事になっていそうで、
泥棒や、雪による色々な傷みが心配だ。
週末に見に行きたいというので、もし可能ならついていこうと思う。
--
副業で頼まれていた方の仕事が中止。
まあそうでしょうね。
15日(火)
会社の知り合いから電話があり、
今日も無理して行かなくていいらしいと連絡がきた。
しかし一応向かってみようと、
少し早めに家を出たが電車の中の人があふれかえっていた。
当分乗れないなと一旦家に帰ろうとした時
苦しそうにうずくまる女性を発見。
とりあえず声をかけ、得意の1段飛ばしで階段を駆け下り
駅員に報告。
若くてオドオドした駅員さんと、50代の駅員さんがかけつけた。
私は最初貧血かと思ったが、紙袋を欲しがったので
過呼吸だと分かった。
しかし急いで取りに行った若い駅員が持ってきたのはビニール袋(特大)。
先輩駅員はそれじゃない、と言ってまた紙袋を取りに走る。
「これじゃなかったかー、どうしたらいいんだ」と
頼りない若駅員。
私も次にどうしたらいいのか分からず
苦しそうな彼女に聞こうとした時、
綺麗な女性がさっと現れて「ビニールでも大丈夫」といって
若駅員からビニールを取り苦しそうな彼女の鼻と口を覆った。
一気にラクそうな表情になっていく彼女。
カバンに入っていた薬を飲み、駅員2人に捕まって駅長室へ。
初めて過呼吸の症状を目の当たりにした。
一応ホームまで行って良かったと思い、
あの助けてくれた女性がかっこよくて
自分も多少の知識があればなと思いながらドキドキして家に戻る。
しばし経ち、会社に連絡してみると
今日は緊急の仕事があるので来てほしいと言われ
時間を置いて出社。
会社に来てみると電気が1/2~1/3程度に節電されていた。
出社状況は2/3程度。
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