ウッカリさんといじめっ子

4月14日（木）
帰りに渋谷のハンズに行った。
そういえばハンズで買った事は一度も無かった。
次のネタは恐怖の工作をしようと思っていて
それに使う道具を買いに行ったのだ。

店員さんのなんと親切な事か！
作り方を一緒に考えて教えてくれた上に
それは100円ショップで売ってますよとか、
それは今は買わないで、
こうなったら買った方がいいですよとかアドバイスしてくれて
無駄な買い物せずに済んだし「とことん聞きますよ」という姿勢に
「また来たいな」と思わされた。
（お目当ての生地など無いものもあったけど。）

そうしてゴキゲンに店を出たあと、
店員さんに教えてもらった生地専門屋さんに向かう。
すると20時に閉店だったらしく、一部の入り口しか空いていなかった。
時計を見たら20時03分。
その開いていた入り口から潜り込んでちょっと大げさにお願いしてみたが、NG。
レジ締めちゃったから、と言う。

さっきまでのゴキゲンが一気に斜めになった。
自分もレジ打ちを色んなとこでやったけど、
次の日打つとかどうにでもなると思うけどな。
まあ、店長の裁量次第か。

渋谷は人情の無い冷たい街だ！（ハンズ除き）と久々にカーッとなった。
もうあの店に行く事はないだろう。

自分はああいう態度は取らないようにしよう。


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そういえば学生時代に美術館（日展）で
絵ハガキを売るバイトしていた時に似たような事があった。
もう片づけがほぼ済んだ頃に、
遅く入った夫婦のお客さんがやってきて、
どうしてもあの絵はがきが欲しい、と言ってきた。

日展というのは公募展であり、たくさんの作品が並んでいる。
だから該当の絵ハガキを探すのも大変。
（そのためたくさんのアルバイトが募集されている訳だが）
とはいえその売り場には4人くらいいたから
皆で探せば数分の作業だろう。
それにそこに出されている作品が絵はがきとして手に入る事は
その機会を逃したらほぼ無い。
断ってしまったら、また違う日に来て貰う事になる。
私は探そうと思いテーブルの下に置いてある箱を見ようとかがんだ。

するとその間に他のアルバイト仲間の1人
（私はB型という理由で初対面にして嫌われていた）が
「もう時間が過ぎていますし、締めてしまったので。」とアッサリと断ってしまった。

夫婦は残念そうだった。私も残念だった。
上野の東京都美術館近くに行くと、たまにその事を思い出し
あの時「それくらいいいじゃん」と言えば良かったと
未だに後悔してる。

ちなみに彼女は私の大食いをネタに他のバイトの子に広めていた。
確かにその日は何か弁当を食べた後に大きいクレープだかジェラートだかを食べていた。
（上野動物園前のミニ遊園のとこ。旨い。）

それを見られていたようで「あの子大食いだよねー」と
ドラマのように意地悪くいう姿が
逆に私には新鮮で滑稽で面白かった。
生来のいじめっ子タイプなんだろう。
でもそれに乗っかる子供じみた子は他にいなかった。


今彼女は何してるんだろうか。
やっぱりB型をいじめてるんだろうか。